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第461回 シーズン47 エピソード1
発表順の決定(前編) ただいま無料

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僕の部屋

ユーリ「ちーっす! お兄ちゃん!」

「お、ユーリ」

ここはの部屋。いまは土曜日。

いつものように中学生のユーリが遊びに来ている。

彼女は《お兄ちゃん》とのことを呼ぶ。

でもユーリの妹じゃない。 彼女は三歳下のイトコなのだ。

小さい頃からいっしょに遊ぶことが多かったから、 いまでもを《お兄ちゃん》と呼んでいる。

ユーリ「いやー、お兄ちゃんのとこ来んの、ひさしぶりだにゃあ・・・

登場人物紹介

:数学が好きな高校生。

ユーリのいとこの中学生。 のことを《お兄ちゃん》と呼ぶ。 論理的な話は好きだが飽きっぽい。

「久し振り? 先週の土曜日も来てたよね」

ユーリ「おっと、そういう設定?」

「設定言うな」

ユーリ「ここ数か月、とある理由により、この部屋に来てなかった気分なんだけど」

「メタ発言自重!」

【CM】

テトラ「はいっ! 《とある理由》というのはこちらの本ですねっ!」

テトラ「なんと、テトラが主人公になっちゃいました! こちらでは、 数学は出てきませんし、専門知識も必要ありません。 ぜひ読んでくださいね!」

ユーリ「CMが終わったところで……じゃじゃん!」

「ジャジャン?」

ユーリ「問題の出題音。じゃじゃん! お兄ちゃんに問題です!」

ユーリはそう言うと、一枚の紙を取り出した。

は、それをのぞき込む。

どうやら、ユーリからの問題のようだ。

問題1:ユーリからの出題

問題1(発表順を決める)

A, B, Cの三人が、研究発表をすることになりました。

三人で相談して発表順を決める必要がありますが、 早い発表がいいか、 遅い発表がいいか、 どういう発表順がいいかという希望は人それぞれです。

そこで、発表順を三人の投票で決めることにしました。

(続く)

「発表順を投票で決める?」

ユーリ「ちゃんと最後まで読んでよー」

(続き)

三人がそれぞれ、発表順の希望を投票します。

全員の希望をできるだけ満たすため、次のようなルールにします。

【ルール】二人ずつペアにして比べて、早い発表順を希望する人が多い方を、早い発表順にする。

(続く)

「待って待って。このルール、ややこしくないか?」

ユーリ「すぐ下に、ちゃんとが書いてあるっしょ?」

(続き)

たとえば、三人の希望がこうなったとします。

  • 希望1: A→B→Cの発表順
  • 希望2: A→C→Bの発表順
  • 希望3: B→A→Cの発表順

この場合、二人ずつペアにして比べていくと次のようになります。

  • AとBのペアを比べると、Aが早い方を希望する人が多い。
  • BとCのペアを比べると、Bが早い方を希望する人が多い。
  • AとCのペアを比べると、Aが早い方を希望する人が多い。

ですから、発表順はA→B→Cと決まります。

ここで問題です。

このルールでは、 どんな投票結果でも発表順を決められるでしょうか。

「なるほど……」

ユーリ「わかった? わかった? ねー、答え言ってもいい? 降参?」

「いやいや、そんな瞬時にわかるわけないだろ。 考えさせてよ」

ユーリ「ちぇっ……」

僕の思考

は考える。

三人がそれぞれ発表順の希望を投票して、 その希望を元にして多数決で決めようとしている。

三人の希望はA→B→Cの順やB→A→Cの順のようにそれぞれ違う。 いや、もしかしたら同じ順を希望する人がいるかもしれない。

ともかく、三つの希望が集まる。

そこで【ルール】を適用して希望をもとに実際の発表順を決定する。

そこまでは理解した。その【ルール】がポイントだな。

【ルール】二人ずつペアにして比べて、早い発表順を希望する人が多い方を、早い発表順にする。

わかりにくいけれど、 書かれていた例と見比べればわかる。

二人ずつペアにして比べる」というのは、 AとBをまず比べ、次にBとCを比べ、最後にAとCを比べるということ。

早い発表順を希望する人が多い方を、早い発表順にする」 というのは、 AとBを比べて、A→…→BとB→…→Aでどっちの希望が多かったかを調べて、 多かった方を選ぶということ。このときCのことは考えない。

さっきの例でAとBをペアにして比べると……

  • 希望1: AB→Cの発表順(Aが早い)
  • 希望2: A→C→Bの発表順(Aが早い)
  • 希望3: BA→Cの発表順(Bが早い)
……になるから「Aが早い」希望が多いことになる。

なるほど。

同じように……

  • AとBのペアを比べると、Aが早い方を希望する人が多い。
  • BとCのペアを比べると、Bが早い方を希望する人が多い。
  • AとCのペアを比べると、Aが早い方を希望する人が多い。
……だから、AはBより早く、BはCより早く、AはCより早く発表。

ということで、A→B→Cの発表順になる。

よし、【ルール】は理解できた。

この問題1で問われているのは何か。

それは、 どんな投票結果でも発表順を決められるか だ。

この例では確かに発表順を決められた。 でも、投票結果がどうなっても、発表順を決められる……?

問題1の解答

「……」

ユーリ「……はい、時間切れナリ〜! わかった?」

「わかったよ。このルールだと発表順が決まらないことがあるね」

ユーリ「ほほー。そのココロは?」

「たとえば、三人の希望がこうだったとすると、発表順は決まらない」

僕の例(発表順が決まらない)

  • 希望1: A→B→Cの発表順
  • 希望2: B→C→Aの発表順
  • 希望3: C→A→Bの発表順

ユーリ「あー、やっぱり気付くか〜」

「僕の例だと、【ルール】に従って二人ずつペアにして比べていくとこうなる。

  • AとBのペアを比べると、Aが早い希望が多い(希望1と3)。
  • BとCのペアを比べると、Bが早い希望が多い(希望1と2)。
  • CとAのペアを比べると、Cが早い希望が多い(希望2と3)。
AはBより早く、BはCより早く、CはAより早い……これじゃ発表順を決めることはできないよね。 だって、これを実現しようとしても、

……→A→B→C→A→B→C→A→……

のようになってしまい、誰が最初に発表したらいいか決まらないから」

ユーリ「だいせいかーい!」

問題1の解答(発表順を決める)

この【ルール】では、発表順を決められないことがある。

たとえば、三人の希望がこうなった場合である。

  • 希望1: A→B→Cの発表順
  • 希望2: B→C→Aの発表順
  • 希望3: C→A→Bの発表順

サイクリック

「この問題1はおもしろいね。僕の例を見るとわかるけど、 この三つの希望はサイクリックにずらした関係になっている」

ユーリ「さいくりっく?」

「そう、サイクリックcyclic。 日本語だと循環的じゅんかんてきな、とでもいえばいいかな。 サイクルcycleと語源が同じ言葉だね」

ユーリ「あー、そっか。ぐるぐる回ってること?」

「そうだね。A,B,Cを円形に配置しておいて、 少しずつずらして選んでいくといってもいい。 三つの希望がサイクリックにずらした関係にあるわけだ」

サイクリックにずらした関係にある三つの希望

ユーリ「ぐるぐるだ〜!」

「そうだね。ぐるぐる……そうか! なるほどね!」

ユーリ「何がなるほど?」

「三つの希望がサイクリックにずれた関係になっているということは、 言い換えると、発表順に対する三つの希望には対称性があるってことになる。 つまり、ちょうどバランスが取れてしまっている」

ユーリ「ふむふむ?」

「だから、三つの希望をきちんと満たそうとしても、それは無理なんだ。 A,B,Cのうち誰が最初に発表するかは決められない。 それを決めるためには、三つの希望にバランスが崩れたところが必要になる。 誰かにかたよっていなければいけないということ」

ユーリ「なーる。バランスの意味、わかった」

「たとえていうなら、あいこみたいな状態になってるんだね」

ユーリ「ジャンケンのこと?」

「そうだね。発表順で、

  • AはBより早く、BはCより早く、CはAより早く!

と言われても、最初に発表する人は決まらない。それはジャンケンで、

  • グーはチョキより強く、チョキはパーより強く、パーはグーより強く!

と言われても、最強の手が決まらないのと同じこと」

ユーリ「なーるほど」

「ジャンケンでは、二人で違う手を出せば勝負は決まる。 でも三人で違う手を出せば勝負は決まらない。あいこだ。 なるほど……」

は、なるほどと思う。

この問題1は、 《局所的な順序》を明確に決めても、 《大域的な順序》が決まるとは限らない。 そういう問題なんだな。

ユーリ「ポケモンみたい」

「ポケモン?」

ユーリ「うん。タイプ相性。 《ほのお》は《くさ》に有利で、 《くさ》は《みず》に有利で、 《みず》は《ほのお》に有利。 さいくりっく〜!」

出典を問う

「ユーリが持ってきたこの問題1はとてもおもしろいね」

ユーリ「でしょでしょ?」

「ところで、気がついたんだけど……」

ユーリ「このユーリさまに何でも聞きたまえ!」

「これ、ユーリの字じゃないよね。誰が書いた問題?」

はそう言って、ユーリが出してきた紙を指さした。

ユーリ「あっ……えーっと……とあるルートから入手したでござるよ」

「わかった。例の彼氏だね」

ユーリあいつ・・・はそーゆーんじゃないもん!」

ユーリには、 《数学対決》しているボーイフレンドがいるのだ。

《数学対決》という謎の概念登場。

要するに、数学の問題をお互いに出し合ってるユーリの友達なのだ。

「まあ、いいよ。おもしろかったって伝えておいて」

ユーリ「むー……」

「この問題1は、彼氏が作ったのかなあ。それとも何か出典がある?」

ユーリコンドルセのパラドックスCondorcet paradoxを元にしたって言ってたよ。 詳しくは知らない」

「ふーん……あとで調べてみよう。 ところで、ユーリはこの問題1は解けたの?」

ユーリ「もっちろん! お兄ちゃんと同じ例を見つけたよん! すごいっしょ」

「すごいすごい。 それで、ユーリは《逆》については考えた?

ユーリ「《逆》って、どゆこと?」

「希望がサイクリックになっていたら発表順が決まらないのはわかった。 だったら逆に、発表順が決まらないときはいつも希望はサイクリックになっているんだろうか。 つまり、発表順が決まらないのはどんなときなのか、それが気になる」

ユーリ「お、おお?」

問題2:「僕」からの出題

問題2(発表順が決まらないのは、どんなときか)

問題1の【ルール】で、発表順が決まらないのは、 三つの希望がサイクリックになっている場合に限るか。

「……」

ユーリ「……たぶん、サイクリックのときだけじゃない?」

「それはどうして?」

ユーリ「何となく。 サイクリックだと、うま〜くバランスが取れちゃって《あいこ》になるから発表順は決まらない。 でも、サイクリックじゃないと、バランスが崩れるから発表順は決まりそう」

「うん、僕もパッと考えるとそう思う」

ユーリ「えっ、違うの?」

「いや、たぶんそれが正解だと思うけど、絶対にそうだと確信は持てないな。 サイクリックじゃないときに二人の発表順は決まるとしても、本当に三人の発表順は決まる?」

ユーリ「うー……」

《場合分け》を考えよう

ユーリは、紙を持ち出して具体例を書きながら議論を進めた。

「これ、意外と難しいな。ちゃんとやろう!」

ユーリ「だんだん頭がごちゃごちゃしてきた……」

場合分けをきちんとやった方がよさそうだ。 最初から、三つの希望がサイクリックかどうかを考えるんじゃなくて、 網羅的もうらてきに考えることにしよう」

ユーリ「もうらてき」

「すべての場合を漏らさず考えるということ。 三つの希望は必ず次のどれかの場合になる」

  • 場合1: 三つの希望がすべて同じ場合
  • 場合2: 三つの希望のうち同じものが二つある場合
  • 場合3: 三つの希望がすべて異なる場合

ユーリ「にゃるほど。 えーっと……場合3を考えればいい!」

「速いな。いやいや、あわてないあわてない。 場合1と場合2をちゃんと確かめてから行こう」

ユーリ「へいへい」

場合1: 三つの希望がすべて同じ場合

場合1は、三つの希望がすべて同じ場合」

ユーリ「発表順は決まる! あったりまえ」

「そうだね。たとえば三つの希望がA→B→Cなら、 文句なく発表順はA→B→Cになる。 だって、A→Bが3票、B→Cが3票、A→Cが3票になるから」

ユーリ「三つの希望がB→C→Aなら、 発表順はB→C→Aになる。はいはい、解決解決! 場合2に行こ!」

場合2: 三つの希望のうち同じものが二つある場合

場合2は、三つの希望のうち同じものが二つある場合」

ユーリ「これも発表順は決まるよね。 二つ同じ希望があるんだから、それが必ず多数派になるもん」

「うん、そうなる。 たとえば二つ同じになる希望がB→A→Cなら、 発表順もB→A→Cになる。 だって、B→Aが2票以上、A→Cが2票以上、B→Cが2票以上になるから」

ユーリ「楽勝楽勝。んじゃ、いよいよ場合3じゃのう」

場合3: 三つの希望がすべて異なる場合

場合3は、三つの希望がすべて異なる場合。つまり希望1,2,3がぜんぶバラバラの場合」

ユーリ「A→B→CとB→A→CとB→C→Aの場合は……」

「待って、ユーリ。闇雲に考えると絶対混乱するから、 どういう基準で場合分けするかを確認してから行こうよ」

ユーリ「まだ場合分けがあんの?」

「たとえば、こう考えれば、場合3は二つに場合分けできる」

  • 場合3-1: 三つの希望がサイクリックになっている場合
  • 場合3-2: 三つの希望がサイクリックになっていない場合

ユーリ「場合3-1は発表順が決まらないやつでしょ?」

「そうだね。もう調べたけれど、念のために整理しておく」

ユーリ「ふーん」

場合3-1: 三つの希望がサイクリックになっている場合

場合3-1は、三つの希望がサイクリックになっている場合。 これは二つのパターンのどちらかになる」

  • 場合3-1-1: パターン $\heartsuit$ : 三つの希望がA→B→C, B→C→A, C→A→Bである場合
  • 場合3-1-2: パターン $\spadesuit$ : 三つの希望がA→C→B, B→A→C, C→B→Aである場合

ユーリ「え? もっとありそうだけど? たとえば、 B→A→C, C→B→A, A→C→Bとか」

「それは、パターン $\spadesuit$ と同じことだよね」

ユーリ「ほんとだ!」

場合3-2: 三つの希望がサイクリックになっていない場合

場合3-2は、三つの希望がサイクリックになっていない場合。 さあ、いよいよだ。 この場合3-2で、発表順が決まらないものがあるかどうか……」

ユーリ「ねえ、お兄ちゃん!」

「何?」

ユーリ「ユーリ、楽しい!」

「なんだなんだ」

ユーリ「場合分けを繰り返してると、 何だか犯人を追い詰めている感じがするんだもん!」

「なるほど、確かにそうだね」

ユーリ「場合3-2は、三つの希望がぜんぶバラバラになっていて、 しかもサイクリックにならない場合でしょ。 これ、どーすんの?」

「いろいろ賢く考える方法はありそうだけど、《テトラちゃん流》でやってみよう」

ユーリ「テトラさん流……とは?」

「根気よく、しらみつぶし!」

ユーリ「むぎゃ!」

「といっても、大したことはないよ。そもそも、個々の希望の出し方というのは、 A,B,Cという三つのものを一列に並べる順列じゅんれつだから、全部で $6$ 通りしかない」

すべての希望

  • A→B→C
  • B→C→A
  • C→A→B
  • A→C→B
  • B→A→C
  • C→B→A

ユーリ「おお、勇者よ……すべての希望がここに……」

「このすべての希望から異なる三つを選ぶけど、 サイクリックにならないようにする。 そのためには、 サイクリックになる パターン $\heartsuit$ と パターン $\spadesuit$ の両方から希望を取り出すことになる」

サイクリックになる三つの希望、二つのパターン

  • パターン $\heartsuit$ : 三つの希望がA→B→C, B→C→A, C→A→Bである。
  • パターン $\spadesuit$ : 三つの希望がA→C→B, B→A→C, C→B→Aである。

ユーリ「えーと? 何で?」

「だって、すべての希望は パターン $\heartsuit$ と パターン $\spadesuit$ にあるから、片方のパターンから三つを選んだら、 サイクリックになっちゃうよね?」

ユーリ「あ、そっか。わかった」

「両方のパターンから選ぶなら、

  • 場合3-2-1: パターン $\heartsuit$ から二つとパターン $\spadesuit$ から一つ選ぶ場合
  • 場合3-2-2: パターン $\heartsuit$ から一つとパターン $\spadesuit$ から二つ選ぶ場合
の二つになる。 ここまでくれば、すべてのパターンをつくしても大した手間じゃない」

場合3-2-1:パターン $\heartsuit$ から二つとパターン $\spadesuit$ から一つ選ぶ場合

  • A→B→C, B→C→A と A→C→Bなら、発表順はA→B→C
  • A→B→C, B→C→A と B→A→Cなら、発表順はB→A→C
  • A→B→C, B→C→A と C→B→Aなら、発表順はB→C→A
  • A→B→C, C→A→B と A→C→Bなら、発表順はA→C→B
  • A→B→C, C→A→B と B→A→Cなら、発表順はA→B→C
  • A→B→C, C→A→B と C→B→Aなら、発表順はC→A→B
  • B→C→A, C→A→B と A→C→Bなら、発表順はC→A→B
  • B→C→A, C→A→B と B→A→Cなら、発表順はB→C→A
  • B→C→A, C→A→B と C→B→Aなら、発表順はC→B→A

場合3-2-2:パターン $\heartsuit$ から一つと、パターン $\spadesuit$ から二つ選ぶ場合

  • A→B→C と A→C→B, B→A→Cなら、発表順はA→B→C
  • A→B→C と A→C→B, C→B→Aなら、発表順はA→C→B
  • A→B→C と B→A→C, C→B→Aなら、発表順はB→A→C
  • B→C→A と A→C→B, B→A→Cなら、発表順はB→A→C
  • B→C→A と A→C→B, C→B→Aなら、発表順はC→B→A
  • B→C→A と B→A→C, C→B→Aなら、発表順はB→C→A
  • C→A→B と A→C→B, B→A→Cなら、発表順はA→C→B
  • C→A→B と A→C→B, C→B→Aなら、発表順はC→A→B
  • C→A→B と B→A→C, C→B→Aなら、発表順はC→B→A

ユーリ「けっこー大変じゃん!」

「これで、すべての場合を尽くすことができた」

ユーリ「もうらてき」

問題2の解答

問題2の解答(発表順が決まらないのは、どんなときか)

問題1の【ルール】で、発表順が決まらないのは、 三つの希望がサイクリックになっている場合に限る。

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(第461回終わり)

(2026年2月20日)

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結城浩(ゆうき・ひろし) @hyuki


『数学ガール』作者。 結城メルマガWeb連載を毎週書いてます。 文章書きとプログラミングが好きなクリスチャン。2014年日本数学会出版賞受賞。

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